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「傾奇者」とは?

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 「かぶき者」はまた「傾き者」、「傾奇者」とも書く。最後の書き方が最も端的に言葉の内容を示しているように思われる。ほかに「傾く」という動詞や、「傾いた」という形容詞もある。つまりは異風の姿形を好み、異様な振舞いで人を驚かすのを愛することを「傾く」と云ったのである。

隆慶一郎著「一夢庵風流記」より

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 男の世界は男を立てることからはじまる。立てるとは行為や現象の度合いを際立たせ、目立たせる意味である。他でもなく<男伊達>をさす。精神的に意気を競い、派手に振舞うことである。時代によって呼称も内容も異なるもののその本質は変わらない。安土桃山時代には<かぶき者>といった。異様、異端な身なり、奔放な行動、ふざけ、たわむれなどの意を含むが、元来は”傾(かぶ)く”こと、つまり傾いているわけで、ひと口に曲がっていると理解していい。

戸部新十郎著「『歴史と旅』2000年3月号 さすらい慶次郎ものがたり」より

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作成:2001/08/08

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